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All it is free

夏の色

夏の香りがしてきた。

私は夏の終わりに生まれたから
蒸し返すような暑さが、なんだか懐かしくなったりする。


相変わらず同じような日々があって
同じような毎日を送っているようで
毎日、少しだけ成長しているように想う。


誰のために生まれてきたか
とか
いろいろあるけれど

結局は
自分のために生まれてきていること


回り道をした、と想っても
自分が回り道をしたい、と想ったことが
実現しただけのこと。




人を好きになり
その人が社会的に日本国的に
好きになってはいけないと
教え込まれたことも


結局、自分がそう想って
その想いから来る現実を体験したいだけ
だったんだなと。




終わるんだったら、終わるんだろう。
続くのだったら、続くのだろう。


いつも、その中心にいるのは、私。


彼の心に入ることも、ない。



自分の心に、問いかけていくだけ。



そこは静かで、誰も知ることもなく
とても神聖な、大切な場所。




誰と話すわけでもなく、
空はゆっくりと藍色に染まっていく。


夏の色が近くなる。



どんな色だったか、
少し、時間をかけて眺めてみる。



# by higalive | 2011-05-30 20:19

気持ちの行方

毎日、一緒にいるから心配になる。

その心配が余計なことだと言うことも、十分に知っている。

大きく、深呼吸をして。

大きな青い空を思い浮かべて。

ついでにいつものメガネの横顔を思い出す。


優しい口調を、思い浮かべる。

気持ちにはいつも羽がついてるね。

だから知らぬ間に、私のわからない場所に飛び立ってしまう気になる。


目を閉じて。

そしてゆっくりと開けて。

「ちゃんとそばにいるよ?」
そう言って、不思議そうな顔を、たぶんするんだろう。



# by higalive | 2011-04-24 22:16

あふれでるもの。

気がつくと、あふれていることに気づく。

気持ち。
コトバ。
愛情。


心の中にある、今まで培ってきたこと、という不安が
たまに顔をだすけど、それをその都度、確かめる。


「それは、ほんとのこと?」


全くいままでなかったことをすることは
勇気がいる。
根気も、いる。



ただ、前と違うのは
その感情を泳がすことができるようになった、ということだと思う。


自分の中に湧き上がる感情に対して
何にも対処しないということは
ある意味、難しいことだけど、

なれると、「自分」という大切な存在に対して
感謝の念が沸く。

ほんとに今、一握りの休日しかないけど(笑)
その休日を自分に精一杯使ってあげることで
私は、私にふわふわな羽をあげることができる。



どんなことがあっても
ただ優しくて
そしてなんだか現実的で
たまに切れ味の鋭いナイフみたいな人だけど。



ほっとく。



# by higalive | 2011-04-03 13:01

春の風

「バイクの調子がよくてね。タイヤを12月にかえたからかなあ。いい走りするんだよ~」

バイクで行くというので、どんな走り方するのか見たい、というと、
じゃ、君が行く東郵便局まで行くから、待ってて。

だった。


待っていると、びゅーんという感じでやってきて
うれしそうにバイクから降りた。

メットの中に器用に眼鏡がはめこんであって、
自分で切り込みいれたと?
と聞くと
大笑いされて
違うよー
と彼は言った。


で、あんまり嬉しそうなんで理由を聞くと
バイクの調子がいいから、だそうである。


男の人って、子供みたい。

たまに髪の毛をさわさわすると
本当に気持ちよさそうな表情をする。


仕事的には、役職者で
はっきり物をいって
さっさとうごく切れ者なのに。




知ってたけど、それをまた深く知る、途中なのかな?



知れば知るほど、一人になる時間が大切に思えてくる。

一人になる時間で、私は私の中にある言葉を
少しづつ形にしていく。


確実じゃなくていい。


あなたに合わせるつもりも、あんまりない。




ただ一緒にいる時間を
大切に大切に過ごす。




もうすぐ、春がはっきりと
姿をあらわしてくる。


髪の毛をさっぱりと切った
ハンサムなりらくまと一緒に
久住高原にバイクで走りに行く。


高原の先に見える青く続く空を見て
彼は何を想うんだろう?


ちょっと楽しみ。



# by higalive | 2011-02-27 22:22

島で。

滞在時間たった3時間という中で
彼はやってきた。

正確にいえば
3時間プラスジェットフォイル共有時間、1時間20分。


美しい蒼い海が広がる景色を眼下に眺めながら
おいしそうにカキをパクつく姿が印象的で。


そして、すこし小高い丘にあった、
チャーチミュージアムの中で
ほんの少しだけ、手をつないだ。



彼が先に戻ったあと、
とあるお店で白くまのぬいぐるみをみつけた。



うれしいと細くなる瞳や
ふわふわなパーカーを思い出した。



これからも、何度も私に訪れるであろうこの気持ちを、
ゆっくり、ゆっくりと思い出していた。



# by higalive | 2011-02-21 00:56

わたくし的な、個人私小説
by higalive

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