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All it is free

愛情の扉

どのくらい好きなのか、自分でもよくわからない。
どこが好きかと言えば、彼にも聞かれたけど、形が好きだ。

ボールのような頭の形。

がっちりした肩と腕。


ただ、私が本当に欲しいものは。

「ただいま」
「おかえり」
という、日常の言葉、だと気づいた。



あなたはそのうち気づくだろう。
「パパ、不思議なことがいっぱいあるよ」
と、自分と同じ顔をした子供が、まっすぐな瞳で
疑いの心なんか微塵もない、純粋な心を持つ命を
自分が生み出した創造主だということを。


そして時が経って、やっぱり気づくのだろう。

子供は、授かりものだったのだという事実を。



ただ、私は。
もし、二人の間に子供はいないとしても。

夫が帰宅する前に帰り
いつでも暖かい食事をつくり、
「おかえり」
と迎えたい。


もしも、ずっと二人きりだとしても。


それでも、疑いもなく眺める空や
風に揺れる木を
季節の流れに、すべて預けられる安心を。


信じていける二人であれば



別にあとは、何もいらないかな。


ただ、普通であれば。



# by higalive | 2011-12-18 21:02

雨の中の瞳

違う気持ちで10月後半は幕を開けた。

新しい空気と、安心感と安全が、私の中にやってきた。

新しい風は、暗闇を外側にもたない。

この人のためだけに笑えたら、
わたしはずっと幸せだろう。

直感は、落ちてきた。


私に中の安全バーみたいなものが、ゆっくり開いた。




。。。。そんなこんなで、私はさよならを、絶対に、今度こそは
するつもりだった。


本当に、大切だったのなら、大事なのであれば
好きなのであれば、壊しては、ならない。

それが、大人ってものだと思っていた。


小説の上では、それはきれいなハッピーエンドで終わるはずだった。


ただ、彼は、そういったことがおこるたびに
目にわかる程、乱雑に落ち込む。

乱雑に、ものをあつかう。


まるで、子供がどうしようもない気持ちをおもちゃにぶつけるように、
そんな風に私には見えた。


無理だ、と思った。
今回は、ちょっとひどいと思った。




。。。。。
どちらかが目の前から消えないと、
同じことは、だんだんエスカレートしていく。



そして私は雨の中、彼と約束した幼稚園の前に向かった。

窓ガラスをたたいて、合図をした。
彼は顔をあげた。

窓は静かにあいて、見たこともない瞳が、そこにあった。
私は、言葉が出なかった。

置いて行かれる悲しさと、怒りを持った、見開いた瞳の色。

雨の中、彼はだまって私を見ていた。


「乗る?」
「うん」

車の中は
恐ろしく暗い洋曲のバラードが流れていた。
車はゆっくりと動き出す。





。。。。。。
時は、ゆっくりと秋から冬へ
北風の女王をつれてくる。

ゆったりとしたその白いサテンのケープで
まわりを覆い隠して行く。




私の気持ちが、そのケープに巻き込まれる。


心の奥底をのぞかなくても、わかってる。


終熄にむかう列車に乗ってしまっていることを。



# by higalive | 2011-10-30 23:04

好きか、どうかも

自分の中にある、タマシイみたいなものに聞いてみる。

“そんなに、あの人が好き?”

答えは。。。。


好きになりたいんだ。

私も、あのひとも。


心から。


全て。


信じさせて。


どうか。



# by higalive | 2011-10-09 21:31

アナタノコト

時間は長いようで、あっけなく素早く、きがつかないうちに過ぎて行く。

一週間 三日に一度 毎日。

らちのあかないケンカが増えて行く。

どうしようもない自分の気持ちに
きづかないふりをしていることに
ずっと前から嫌気がさしているのに
やめようとしない。

関係を、じゃなくて、

そんな「自分を受け入れる」ということを
しない。

見向きもしない。



そして受け入れなければ行けない時がやって来たとき。


まず、何をしようと思ったかというと。


今を丁寧に、生きてみる。

だった。




アナタのためじゃない。

ワタシのために。


世界に、たった一人の、
宇宙にたった一人の、私のために。


アナタは、私の居場所だった。
それは半分、今も大きなところで私の居場所だ。


ただ、悲しいぐらい、わかっているのは
それは、ガラスのようにもろいということ。

私たちはガラスの上にたっている。
それは最初からそうで、わかりきったことだった。

わかりきっているのに、まだガラスの上にたっている。


足先は、冷たい。
冷たいくせに、暖かい。


一言で言えば
ワタシにとって、
アナタは、まだ必要だと言うことだ。


未来のことは考えない。
未来は、今、すでに未来だから。

私はちゃんと、自分で未来を選んでるんだから。


ただ、私を信じる。
アナタを必要としている、「私自身」を
受け入れている。



# by higalive | 2011-10-09 20:06

マイ スカイ

彼が出張で旅立って2日目。

絵文字にハートマークが入るようになった。

昔はドコモなのに絵文字を使わず、笑顔も(^ー^)みたいな感じで、
文明の先を行ってる人なのに
変なところで原始人みたいなので、笑えた。


なんでハートマークなのか聞いてみたところ
変換するとこれが最初にでるそうで。
よくわからないけど、これでいいやーと使うらしい。


自分のココロの声に耳を澄ませて。

ほんとの声を聞いてみる。


それは阿蘇の空の下の笑い声とか。


めがねとTシャツの横顔とか。


なぜかいつも青空とセットになっている。



あなたのココロに届くときはいつも、
自分自身に素直になっているときだね。


私はこれからも、自分の言葉であなたと話をするだろう。
傷つくとか
嫌われるとか

それは、違うカテゴリーで
越えないと私たちの場合は伝えられないから。


だから、考えないでコトバを発している。



大切だからいつも
大事な言葉を丁寧に伝えるようにする。



# by higalive | 2011-08-23 20:50

わたくし的な、個人私小説
by higalive

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